ノルウェージャンエピック(Norwegian EPIC)で巡るカリブ海7泊8日の旅  
   
  12月13日  
 

クルーズ4日目・最初の寄港地、仏蘭領セントマーチン島観光

 
 
 
 

 クルーズ4日目の早朝、船のスピードが落ちて目覚めるとゆっくりと進む航路の先には光り輝く島が姿を現しました。

 
  セントマーチン島の夜明け  
   最初は停泊する島か分かりませんでしたが、半周して回り込み、船の停泊するオランダ領側のフィリップスバーグ(Philipsburg)の桟橋が見えると、ここがフランスとオランダが半分ずつ領有権を持つ世界中見回してもここにしかない島、セントマーチン島であることが分かりました。4000人の乗客と1700人ものクルーを乗せた状態で1950kmもの航海を2日ちょっとでこなしてしまうのですから船ってすごい輸送力です。そして日本を出発してからの距離は実に15,000km、地球をすでに3分の1周以上回っていると思うとものすごい遠くに来た感じがします。  
  セントマーチン島を海から眺める  
  桟橋に着く頃には夜が明け、朝8時から17時までの今回で一番長い寄港になりました。  
  セントマーチン島を海から眺める  
  ゆっくり近づいてくる港を眺めるのもクルーズの醍醐味の一つ。  
   
  セントマーチン島を海から眺める  
   ツアーは午後からなので午前中は船内でご飯を食べたりちょっと横になって休んだりとゆっくり過ごしてツアーの始まる少し前に下船です。  
  メインダイニング  
   船を降りるときにビザは必要なく、船内で使用する部屋のカードキーを兼ねる個人カードとパスポートが必要です。通貨はオランダ領側がアメリカドル、フランス領側がユーロと島内で通貨が異なりますが、国境にはモニュメントがあるだけで基本的に1つの島として機能しています。  
  メインダイニング  
 

 下船した時間はツアーの集合時間より少し早かったので、港の周辺を少し散策。離島にしては充実した綺麗なショッピングモールがありました。今思えば寄港した3つの港の中で一番充実していて、いいものが安く売っている島でした。

 
  エピック  
  後ろからではありましたが、ノルウェージャン・エピックの威容を見ることが出来たので記念撮影。  
   
   またこの日はエピックの他にもロイヤルカリビアンインターナショナル社のナビゲーター・オブ・ザ・シーズ号(NAVIGATOR OF THE SEAS)やMSC社のポエシア号(POESIA)…  
  セレブリティークルーズ  
   あとからセレブリティークルーズ社のコンステレーション号(CONSTELLATION)が入港してくると4隻停泊できる桟橋はいっぱいに。日本では1隻だけでも珍しく、複数同時はまずお目にかかることのできない光景なのでなんだか夢を見ているようです。天気もよく絶好の観光日和となりました。  
  DVD  
   島内観光はまず下船した船の後方に集合するところから始まります。外国の方は時間にルーズと聞いていたので集合時間にちゃんと集まるか不安でしたが、ツアーの開始にはしっかりと揃っておりスムーズにスタートしました。  
  DVD  
   ULTIMATE ISLAND TOUR & EXPLORERではまず港の横にあるクルーズ船乗客用の島内観光バス発着所から出発し、ツアーガイドのお姉さんが車内で元気にアナウンスする中で進んでいきます。  
  タラップ  
   私が乗った方が進行方向から向かって右側で、見所が左に集中していてよく見えないこともありましたが…  
  タラップ  
  途中に「マライア・キャリーの別荘がある」と紹介があったり、「ジョージ・ブッシュ大統領のときにここでサミットをやったんだよ」などの説明がありました。  
  タラップ  
  シンプソンベイ(SIMPSON BAY)で水上バスに乗り換えてからは快適な湾内の観光となりました。  
  タラップ  
 

 対岸のマリゴット(MARIGOT)に着くまでの間に「ジェット機からの飛び石で死人が出ることもある」という悪名高き空港から飛び立つジェット機を見たり、湾内の高級コンドミニアムをゆったり眺めたりと日本では味わえない光景ばかりでした。

 
   
  部屋  
  部屋  
   湾内をひとしきり回った後は先回りしていた先ほどバスに再び乗り込み、少し走ったところにあるショッピングエリアに。地元向けマーケットと観光客向けショッピングセンターが完全に分かれていて、その綺麗さに雲泥の差があるのは海外ならでは。でも気になるのは治安が悪そうな雰囲気ぐらいで地元向けマーケットの安いこと。  
   
  部屋  
  海外は用心が第一なので、私達はこちらの高級ショッピングモールで1時間ほど買い物を楽しんだ後、船が停泊しているフィリップスバーグに戻りました。  
  記念撮影  
   ツアーでお世話になったガイドのお姉さんと記念撮影して港に戻った頃にはすっかり夕方になっており…  
  ノルウェージャンエピック  
  4隻いた船のうちMSC社のポエシア号は出航済み、セレブリティークルーズ社のコンステレーション号がちょうど岸壁を離れるところで…  
  ノルウェージャンエピック  
  停泊していたのはロイヤルカリビアンインターナショナル社のナビゲーター・オブ・ザ・シーズとノルウェージャン・エピックの2隻だけ。  
   
  船の数が減った分、夕日をバックに巨大豪華客船の威容がよりはっきり認識できます。少し記念撮影した後で船にチェックイン。  
  ノルウェージャンエピック  
   チェックインは前述のカードを利用します。パスポート代わりで港に入るときの身分証も兼ねているので、船から降りるときは必携です。  
  ノルウェージャンエピック  
   乗った後は乗船したときから観たかったレジェンド・オブ・ラスベガス(Legend of Las Vegas)というショーを予約し、マンハッタン・ルーム(Manhattan Room)でディナーにしました。  
   
  ちょうどジャズの生演奏をしていました。My Heart Will Go Onはちょっと選曲ミスかと思いますが(汗)  
  ノルウェージャンエピック  
  この鮭のムニエルが味付けが繊細で、身は肉厚でジューシー、美味しいんですよ。  
  ノルウェージャンエピック  
  鶏肉ももちろんおいしいのですが、その後ろに盛られているマッシュポテトが絶品なんです!たくさん盛られていて余計嬉しい♪  
  エピックシアター  
  そして食事の後は楽しみにしていたレジェンド・イン・コンサート(Legeds in concert)を観にエピックシアターへ。  
 
エピックシアター   エルビスプレスリー
 
  これはいろんなスターが出てくるショーでミック・ジャガーやレディガガ、エルビス・プレスリーなど世界規模のスターが夢の競演です?!
あれ?プレスリーって…でもこの人と同時に会場は半世紀前のお姉様方の黄色い歓声で大変な盛り上がりでした。
 
  レディーガガ  
  しかもどの出演者も生歌でめちゃめちゃ歌うまくてビックリ!エルビスなんてノリすぎて歌詞間違えてるし(笑)  
  レディーガガ  
  このショーは何度も観たいレベルの高さでしたが、これ以降の公演はいずれも満員で二度見ることは出来ず。もう一回観たかったなぁ(>_<)  
   
 

 ショーの後は数日後に誕生日を迎える連れのプレゼントを探しに船内のジュエリーショップへ。船内は公海上を航行しているときはどこの国にも属していないため免税、しかも売っているものは一部円高で日本で買った方が安い物もあるものの、一流ブランドものが日本で買うより半額以下なんてのもあり物欲はヒートアップ♪

 
  免税店  
 

 選んだのはスワロフスキーのブレスレットとシチズンの高級時計。前者は日本の4割引ぐらい、後者に至っては半額以下という安さ。日本が貴金属の関税が高いのもあってかなりお得な買い物となりました。

 
 
  デザート
   買い物でお腹が減った後は船内でも美味しいと評判になっていたオーシーハンズ・バー・アンド・グリル(O'Sheehan's Bar&Grill)のスイーツを食べに行きました。かなり夜遅い時間ですがこのお店は船内で唯一の24時間営業のレストランなので、いつでも飲んだり食べたりできるチャージなしのお店です。
 ボーリングレーンサイドの席に座ってオーダーからものの5分で出てきたチョコレートケーキは、高級チョコレートらしい苦みがきいていて美味しく、シフォンも仄かで繊細な風味が絶妙、どちらも評判通りのなかなかのお味でした。
 
     
  デザート  
  食べ終わった後も紅茶を飲みながらしばらくボーリングを眺めたり、明け方まで遊び回ったこの日はこのまま部屋に戻ってバッタリ!充実の1日となりました。  
 
戻る
次
 
     
 
   
  出国・感動のANA・マイアミ着の長い1日(38時間!)
クルーズ1日目・マイアミ散策
クルーズ2日目・1日中航海の航海でノルウェージャンピックを満喫
クルーズ3日目・今日も1日航海でさらに船を満喫!ブルーマン登場
クルーズ4日目・最初の寄港地、仏蘭領セントマーチン島観光
クルーズ5日目・2番目の寄港地、米英領セントトーマス島観光
クルーズ6日目・船の中でボーリング?鉄板焼き?!
クルーズ7日目・3番目の寄港地、ナッソーでドルフィンタッチ
クルーズ8日目・世界遺産エバーグレーズ観光とクリスマスクルーズ
帰国でまたしても全日空のバースデー・サプライズ!