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12月11日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
クルーズ2日目・1日中航海の航海でノルウェージャンピックを満喫 |
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クルーズ2日目のこの日は1日中どこにも寄らずクルーズです。船は終日全速力でマイアミから1950kmほど離れた最初の寄港地であるセントマーチン島へ向かいます。大西洋の大波に揺られて波はかなり高く風も強いのですが、船の揺れはほとんどない快適な船旅です。 |
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朝日を正面に受けながらの航海です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
今日は1日中航海なので朝食はビュッフェでゆっくり摂りました。場所はデッキ15(DECK15)の前方にあるガーデンカフェ(Garden Cafe)となりました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
幹部とは言ってもそこらへんを普通に歩いている人ばかりですが、入口にはクルー幹部の顔写真と名前が飾られていてクルーズ気分を盛り上げてくれます。 |
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ここはビュッフェ形式では一番大きなレストランでざっと数えただけで品数は50を軽く超えてます。後日も何度か訪れるのですが、全部味見しようなんてのは無理で、自分がよく食べるものとちょっと食べてみたい物をちょっとずつ選ぶ形となりました。席もかなり豊富でどんなに混んでいても座れないなんてことはないほど広く、どこの席に座ってもオーシャンビュー、席によっては操船室よりも上にある前面を一望できるものもあります。この日は物珍しさもあって前面展望のほぼ中央の席に座って朝食となりました。食事の味はどれをとってもかなり高いレベルで美味しく、これもクルーズ料金に含まれていると思うとついついお腹いっぱいまで食べてしまいます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
次に向かったのはデッキ13にある操船展望室。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
長い長い客室の廊下を進むので「この先に本当にあるのかな?」と少し不安になってしまいますが、しっかりと一番先にありました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
日の出から日の入りまでオープンしているこのフロアには操船室の一部を見渡すことが出来る窓と… |
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現在の場所や速度、進度や船の傾きがリアルタイムに表示される液晶パネル… |
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これまでの航海で寄港した港のレリーフが飾ってあり、就航して1年あまりの新造船なのになんだかレトロな雰囲気が漂っていました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
続いて向かったのはデッキ9と10にまたがる1人用の客室で、ノルウェージャン・エピックの船内で唯一の海側バルコニーなしのフロアです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
この1人用客室はこれまで複数人のグループや家族しか相手にしてこなかったクルーズ業界において画期的な出来事だそうで、これまで1人で乗りたいときには2人分の料金を払って2人用客室を利用するのが一般的だったのが、この区画は元々1人用なので料金は1人分でOKなのです。 |
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そして1人用スペースの内装は海側バルコニーがないことをうまく利用して、他のものと一線を画した近未来的な宇宙船のような作りになっており、ブラックライトに照らされる廊下がなんともオシャレです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
このほかこの区画には1人用客室利用者だけが使うことが出来るラウンジがあったり、この客室を使う者同士だけでマッチングするイベントがあったりとさすが「フリースタイルクルージング」を提唱するだけあるなぁという企画も斬新な客室です。もちろん取材ではなく2人で来たので部屋の中を覗くことは出来ませんが、入口だけでもその雰囲気を充分に堪能できたと思います。 |
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続いて向かったのはジョギングトラック(ランニングデッキ)とシャッフルボードと輪投げがあるデッキ7へ。一般的には一番上のデッキにプールなどとセットで設けられることが多いジョギングトラックですがエピックでは専用トラックが用意されています。またシャッフルボードや輪投げも塩や風の影響を受けにくいように設けられているところが工夫されています。私は走ることが好きなのでここで走るためにジョギングウエアやシューズを持ってきましたが、この旅では走る時間的余裕がないほどだったのでどちらも体験できませんでしたが、なにしろどの料理もおいしくて3食、時には4食お腹いっぱいに食べてしまうものですから、また次の機会があったら利用しなければと思います。 |
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そしてこの日は朝食の後に今後寄港するフランス・オランダ領のセントマーチン島(St.Maarten Island)、アメリカ合衆国領のセントトーマス島(St.Thomas Island)、バハマのナッソー(Bahamas Nassau)、そして終着後のアメリカ合衆国フロリダ州マイアミ(Miami ,FL ,USA)でのオプショナルツアーの申し込みをShore Excrusionカウンターで行いました。このオプショナルツアーの申し込みはクルーズの正式な申し込みが済めばインターネットでもいつでも事前にできるのですが、ノルウェージャンエピックの公式ホームページには文字情報ばかりで詳しい情報があまり載っていないのと、この船にあまり日本人が乗っていないためかこのカリブ海クルーズに関するブログが皆無なことから、乗船しているクルーにいろいろ聞いてから申し込もうということで乗船後に専用カウンターに向かいました。 |
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いろいろな質問にも丁寧に答えていただいたのですが、ちょっと残念だったのが申し込みたかったいくつかのオプショナルツアーがこの時点で満員になっていて、似た他のものに振り替える必要が出てしまったこと。のちにこの振り替えがピンチを救ってくれる要因にもなったのですが、特に時間が短いもの、アクティブレベルが低いもの(誰でも参加できるもの)、料金の安いものに人気が集中するそうで「これに参加したい!」という確信が持てる場合は早め、できるだけ乗船前に申し込むことをお薦めします。 ということで私たちが申し込んだのは 1.セントマーチン島でのUltimate Island Tour & Explorer Cruise、 2.セントトーマス島でのDiscover ST.Thomas & Magens Bay Beach、 3.ナッソーでのAtlantis Dolphin Cay Interaction、 4.マイアミでのEverglades Tour & Miami Airport Transfer の4つになりました。ちなみに1.2.が第一希望でなくなってしまったツアーです。 |
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昼ご飯は朝と同じ「ガーデンカフェ」へ。「昼にバイキング?」と思われる方もいるかも知れませんがここはそれだけ美味しいバイキングなのです。あと言葉が通じなくても注文する手間なく自分が食べたいものを食べられるのも魅力ですね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
このあとに向かったのは船内にあるi-connect。ホテルのインターネット環境が期待はずれだったのでこれはどうかなと思ったのですが、このシステムが非常に秀逸。船内通信はwifiで高速でもインターネット回線速度は大西洋上のため衛星電話回線を利用せざるをえず昔のダイアルアップ以下で、Yahoo!Japanのトップページが表示されるのに2〜3分かかりますがなんと日本語を表示!PC内に日本語辞書がなかったので打ち込みはローマ字になってしまいましたが、この設備は電話連絡が容易ではない洋上や海外の離島でメールやSNSを使って連絡をするのに大変役立ち、最終的に100分以上も利用しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
インターネットを楽しんでお腹が落ち着いたところでデッキ15にある展望プールとジャグジーへ。この日は強風で一番やりたかったグルグル回るウォータースライダーはできなかったのですが、直線スピードと高速コーナーリングを楽しむ紫のウォータースライダー、蛇のようにクルクルと回ってコーナーリングを楽しむ緑のウォータースライダーを楽しみました。まわりが子供ばかりなので1回だけにしておきましたがなかなか楽しかったですよ♪その後は少し寒かったのでそそくさとジャグジーへ。40度ほどの気持ちいい温度のジャグジーに知らない方々と一緒に入るのですが、クルーズに来る人そのものが気さくな方多いのか、どんどん向こうから話しかけてくるのでついつい長話に。聞くと出身はアメリカ国内が半分であとはヨーロッパが4割ぐらい、ときどき見るアジア系は中国の方のようです。日本人はお会いすることが出来ませんでしたが、クルーズ客とクルーの話を総合すると私たちを含めもう1組しかいないそうです。苦手だった英会話も難しい表現や質問をする人はほどんどいなくて、苦手意識が和らいできました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
夕食はパン食から気分転換しようということでデッキ7の後方にある上海中華飯店(SHANGHAI'S CHINESE RESTAURANT & NOODLE BAR)へ。日本人だからやっぱりご飯、このチャーハンが食べたくて…その他もいろいろ注文しましたが、どれも美味しいものばかりで満足しましたよ。ちなみに利用する場合はSHANGHAI'S CHINESE RESTAURANTとNOODLE BARは別になるのでご注意を。前者は特別レストランとして1席につき15ドルのチャージが、後者は1品ごとにチャージがかかります。NOODLE BARは中華というよりうどんを取り揃えるなど和のテイストの方が強いものになりますので、和麺が食べたい方は手前のカウンターのNOODLE BARを、中華麺を食べたい場合は奥の上海へ。なお上海は予約が必要です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
中華の後は同じくデッキ7の後方、ちょうど中華の向かいにあるFAT CATSというジャズバーへ。中でやっていたのはJazzっぽくはなかったですが、4人組バンドの熱いステージに観客大盛り上がり! | ||||||||||||||||||||||||||||||||
終盤に向かってノリがよくなりすぎてボーカルが観客の女の子をナンパしだしたり…当然ながら玉砕されるのを笑って済ませられるのはアメリカ人の気質なのでしょうか、とにかくショーは基本的に普通なら見るだけで数千円はするものが無料で何度でも楽しめるすごいクルーズ船です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
とにかくこの日は1日中クルーズ船を心行くまで楽しんで眠りにつきました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||