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中国国際航空(チャイナエアライン)CA405,CA406フライトと上海市


画像  アジア近距離で人気のお昼の便というので、さぞかし大きな機体かと思いきや、けっこう小振りな中型旅客機です。カラーリングが微妙にダサイのが玉にキズですが、中はオール4列ぐらいの幅なので窓が1、2、3…25個ぐらいついているので100人乗り程度でしょう。怪しい中国製の機体かとビビっていましたが、乗ってみると普通にエアバスで、たしかA310って機体で助かりました(^^;)

 機内もけっこう綺麗でシートも中華航空専用生地っぽいアジアンな柄です。で、今回これはいいなぁと思ったのがこのヘッドサポーター。ちょっと力を入れて折り曲げると首回りから頭をしっかりホールドしてくれます。しかも上下に動かすこともできるので、小柄な相方も一番下まで下げればジャストフィット。初めての飛行機なのに飛び立った直後からの爆睡モードを支えてました(爆)

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 日米系の航空会社ではフライトアテンダントがひとりひとり目視して徹底的にやっているシートベルトチェックも、お国柄か放送のみでそれらしいものはなく(もちろん日本語のアナウンスなどもなく)、乗り込んで5分ほどでそそくさと出発です。ゴールデンウイークというのに、席の充足率は9割程度で意外と空いている印象…航空会社ランキング下位に沈んでいる航空会社だからか、地方空港便だからか…ちと不安な感じです(^^;)

 そそくさと出発した飛行機は成田のように滑走路まで延々10分もかかって回り込んでいって、離陸準備の順番待ちに並ぶようなことは一切なく、こだまが後続ののぞみとひかりを待って発車するぐらいの早さであっという間に離陸しました。常滑の蒼い海に浮かぶ空港がすでにかなり遠くに…飛行機はあっという間にぐんぐん上空へと登っていきました。

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画像  私の飲み物はもちろん左の赤ワイン。自分が運転しない乗り物に乗るならやっぱアルコールでしょう(笑)このときついでもらったボトルが半分以下ぐらいしかなかったので「ボトルでもらえるとうれしいなぁ」というとマジで置いて行ってくれました。意外とサービスいいというかあんまり頓着ないみたいです(爆)

 3時間弱のフライト、昼の2時に出発して5時には着くのに国際便なゆえかしっかり機内食が出ました。外見は普通そうですが、中身は…なんとも微妙なメニュー。酢でシメてないゴハンで巻かれた沢庵巻きとかんぴょうの煮物、トマト、うどんみたいな麺、スイカ、大福ですよ!味はともかくとして組み合わせの趣味が悪すぎます(泣)これだけでもけっこう萎えますが、一番妥当そうなうどんでさえ、怪しい面汁(?当て字にも程がある?)をかけても、なんだか微妙な歯ごたえと後味が…

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中国から持ってきたものを出していて作ってから10時間近く経っているせいも多分にあるようで、とても普通に食べれる代物ではありませんでした。当然ながら相方ももスイカをひとつまみしただけで終わりと、航空会社ランキング=(イコール)機内食のおいしいランキングといっても過言でないぐらいハッキリ出てました。そんなイケてない食事を片付けてもらってしばらく爆睡すると、あっというまにすでに上海上空。海には東京湾の数倍の船が行き交っています。旋回しながら見える空港もセントレアの軽く数倍はある大きさと滑走路の多さ。さすがアジアの主要都市、上海という感じです。

 着陸もベルトランプが点灯したのみで、特に何の指示も見回りもなく気がついた時にはタッチダウンしてました(苦笑)

やっぱ日本って至れリ尽くせりなのかしら(^^;)

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降ろされた場所は飛行機待機場のど真ん中、「雨だったらどうするの?」というツッコミをマジメに入れたくなるようなだだっ広いところに降ろされました。しかも迎えのバスらしきものが飛行機から全員降りたくらいにやっと来る始末。まあロシアと並んでエセ先進国な国だから仕方ないのかもしれません。

 乗客が立っていることなんて知らないよ〜なんて言いたげな空港バスのかなり荒い運転でブルーでしたが、検疫だの、税関だの、入国目的だの入ってからのチェックはけっこう厳しかったです。

 しかもさすが蜜月関係な国同士なだけあって、日本にとってはアブナイ隣国北朝鮮の工作員専用の通用口まである始末(冗談です、外交官用とのこと)さらに『Staff Only』と訳しちゃうところがとってもシュール。さすが北朝鮮製の精巧な偽ドル札、スーパーK、スーパーZを世界中にバラまく亡国!怪しい男女のペアが行ったり来たりしたり、黒スーツの集団が出てきたりともの凄く怪しい雰囲気が漂ってました(+_+)

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大きくてもうさん臭い雰囲気は好きになれず、チェックを済ませてすぐに空港から市街地行きのバスに乗り、まずはホテルを目指しました。道すがらには見慣れたバイクのキャッチ広告が延々と…まあ上記のようなエセな国でも世界で5番目ぐらいにお金持ちな先進国といわれますので、motoGPとかF1なんていう世界的イベントもあるそうで、ここ上海では中国初の国際サーキットでGWの次の週にmotoGPが開催されるっていう広告が街の至る所にありました。しかしこの看板の写真、よく見るとロッシなのはわかるんですが、モビカラー…ということで写真だけは数年前のものっていうオチがちゃっかりついてました(爆)

 空港は市街から50キロぐらいは離れているということで、4車線もある高速をひたすら走っていきます。ただ、乗ったバスのドライバーさんは噂に聞いていたような荒っぽい中国っぽい運転なドライバーでなく、かなり慎重に運転している様子でした。

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 ただウマいんだけど、どことなくぎこちない運転であるのも事実だったので、信号で止まったところで運転手さんに「運転上手ですね」なんて話しかけると、「昨日納車されたばかりの新車だからさ」と笑ってました。あぁやっぱり普段は誰もが荒いのね(>_<)市街地に近づくにつれ信号も多くなり、それに比例して車の数も増えてきました。だんだんと「近未来都市・上海」って感じになってきて、なんだかイロイロ期待してしまいます。

 写真に写っているところはちょうど郊外の住宅地だそうです。それにしても高層マンションが多く、外観だけみればちょっと高級そうです。これも同じバスに乗っていた中国の方に聞いてみるとホントに高級なようで、中国で一般的な3LDKの部屋で2年前ぐらいは600万円が相場だったのが、いまや2000万円だそうで新しくできるものはそれを見込んでどんどん高級さを売り物にしているとこのこと。上海だけでみれば30代の平均給料が15万円ぐらいだそうで、ここに入居しているのはほとんどがその年代の子供が一人いるかいないかの2、3人の家族構成が多いようです。

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中国の人とそんな雑談をしていると、空港から1時間ほどで今日から数日間宿泊する「インターコンチネンタル上海」に到着しました。さすが新車のバスだけあってピカピカですね。微妙にダサイ色合いですが…ちなみに中国は日本と同じで、チップという欧米的な考えはないそうで、運転手さんに「ありがとう」とだけ笑顔で挨拶して降りて参りました。

 この後もうさん臭さ満載な上海紀行はまだまだ続きます(爆)


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