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ホンダ ビート 91'
画像  免許をとるまえからずーっと探していた黄色いビート。しかし、趣味性の強いクルマのわりにランニングコストが低いゆえかなかなか中古市場には出回らず、そのうえ距離や塗装や修復歴など状態のいいものを探すとなると生産終了直後ということもあり、希望にかなうものはありませんでした。探すこと1年6ヶ月、やっと見つけたのがこのビート。発売されて1年ほどショーウインドウに飾られたあと、再塗装後に前オーナーが嫁入り道具(!)として購入するも子供ができて乗らなくなり、ほとんどを納屋のなかで過ごしていたそうです。
 しかし、1年で数千キロしか乗らない、荷物が載らない、子供と旦那がいるのに2人乗りなど所有することにあまり意味がないということで売却するという情報をキャッチし、中古市場に流れると同時に押さえました。税金や保険等の損得勘定から乗り出すまではまたそこから少し時間をおきましたが1998年に購入した当時、新車かと思えるほどの塗装状態のよさには現物を見てからびっくりしたのもです。

 しかし初めは今のようなスポーツ傾向の強い使い方をする気はまったくなく、おもいっきり軟派なクルマでした(^^;)バイト代のほとんどがオーディオ代に消え、特に用のない夜は夜な夜な女友達、男友達を連れてドライブに行ったものです。一時はスピーカーが16個ついていた頃もありました。しかしそんな日々を過ごしていたときにターニングポイントが訪れました。それはいつものように友達を連れて夜の高速をカッ飛ばしていたときです。急なカーブの先でクルマがスピンして道をふさいで渋滞が出来始めていました。私も前のクルマに続いてハザードをたいて後ろのクルマに渋滞を知らせた次の瞬間でした。後ろから金属やタイヤの擦れ合う大音響とともに、ミラーに転がりながらこちらにやってくるクルマ(Z)が!「あっこれは死ぬかも・・・」と思った瞬間、上から横転してきたクルマ、運転席横からそれを避けようとして急ブレーキをかけてきたクルマ(S13シルビア)からの猛烈なツッコミを受けて頭から腿まで粉々に砕けたガラスを浴びました。横でうつろだったナビは幸運にも何事もなかったのですが私は…もちろんクルマは大破です。

 事故後、全損のクルマを修理するか新しいものを探すか迷いましたが、時間もお金も手間もかけてやっと探したクルマへの愛着を捨てきれるはずもなく、事故責任比率10対0の全損分保険金をフルに使い1ヶ月もかけて補強や塗装を行いかかった金額1×□万!全損分保険金上限を遥かに超える保険金が出たのは当時お世話になったクルマ屋さんのおかげなので詳しい事情は伏せますが、補強のおかげか事故前より高速時の直進安定性が増し、エンジンも新品になったおかげで音が静かになり、いくつかあったエクボも再塗装とともになくなり、前よりいいクルマになって帰ってきました(^^;)

 その後は「事故車」ということもあり練習してツブすつもりで学友が誘ってくれた競技や走行会に試しに参加したところ見事にハマりました。そこからは一転して走りを意識したクルマとなり現在に至ります。途中、いろいろあって売りに出そうか迷った時期もありましたが、このクルマを通じてかけがえのない知人と知り合うことも出来たことを考えると決断には至りませんでした。なのでこれからも可能な限り維持していこうと思う1台です。スペックについては私もよく知らないし、クルマの構造変更に至るような大きなモディファイはしてませんので、右下に本田技研工業につながるリンクを貼っておきました。興味のある方は本田技研工業によるビートのファクトブックをご参照ください。

 ただ、競技をやる上で必要なものについてはドレスアップ効果もあり、主な変更点を以下にレポートしております。走行会に参加される場合はご参照いただければ幸いです。

現在の仕様(標準状態からの変更点)
ホイール
サイズ
一言コメント
画像 前:R13 5.5J +35 pcd 100 指一本で支えられるほど軽いホイールなのに剛性感がバッチリ。値段は張りますが、日本が世界に誇る工業製品の一つではないでしょうか。
画像 後:R14 6.0J +35 pcd100 14インチだとさすがに指1本では難しいですが、それでもかなり軽いです。競技的には13インチがポピュラーですが、不格好なので私は嫌いです。またビートだとこれ以上大きいサイズのホイールは走行に支障をきたす可能性が大きいので要注意です。(個体差がありますので一概には言えません)
ロールバー 備考 一言コメント
画像 サイトウロールケージ with K-works 7点式 全部あわせると軽く20kgを超えてしまう重量物ですが、命を守る最後の砦となる大事な補強です。また乗り心地も見事に改善できます。ただし視界は狭まりますのでご注意を。駐車場入り口のバーを見失って下をくぐってしまったことがあります。
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Tバーの取り付け部はバイザーとソフトトップのフック部分にボルトオン
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LSD 備考 一言コメント
画像 クスコ1wayRS ミッションケースに隠れていますが、その中には機械式1wayLSDが装着されています。よくドーナツターンをしますが、まったくヘタる傾向がありません。軽自動車ほどの重量では負担が軽いようですね。このLSDは特にジムカーナではビートを最も手っ取り早く速くするパーツといってもいいでしょう。これがあるおかげで720ターンも鮮やかに決まりますし、コーナーも思い描いたラインをきれいにトレースすることができます。
車高調 備考 メッセージ
画像 ホンダプリモ千波オリジナル車高調(限定品) ビートに関するパーツ製作とその高い品質で絶大な支持を受ける関東唯一(低品質で某有名ショップは比較対象外)の千波製車高調。これがまた最高の逸品です。いまでは製造元が直接売ってるので、比較的簡単に入手できるようです。いまはこれに公式戦対応とするため、ノーマルアッパーを装着しています。確かにバネレートがF5.0k/R8.0とお世辞にも乗り心地がよいとは言えませんが、高速や競技では抜群の安定感です。多少ゴツゴツした感じはありますが、ショートストロークとは思えないほど懐の深いしなやかさ…最近OHして理想の脚回りになりました。これは自信を持ってお勧めできます。ふつうにツーリングするならF4.0k、R6.0ぐらいがイイと思います。ジムカ用なら4-7かな?現在はVer.2ですがAtchyさんも装着してます。
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ブレーキ 備考 コメント
画像 プロジェクトμ COMP-B for ジムカーナ  ノンアスベストモデル 摩擦音とブレーキダストがすごいけど、それだけしっかり仕事をしてくれるリアロック用ブレーキパッドです。サイドターンをするのにはもはや必須、これなしではあり得ません。「じゃあリアばっかり効いちゃって危ないんじゃ?」というのは早とちり。これが絶妙なバランスで、それでも微妙にフロントがロックするのが早い、計算し尽くされた逸品です。競技に使う人、ブレーキが甘くて悩んでる方にお勧め。
ちなみにビートでブレーキの効きをよくしたい場合はステンレスメッシュを付けるよりも特にリアの効きがいいパッドを付けるのが正解です。ステンメッシュをつけても「気持〜ち」かわるだけです。あとフロントはノーマルで充分です。下手に効くのをつけるとパニックブレーキで止まらなくなるだけ。私はオートバックスで買った曙ブレーキのノーマルパッドを内側に、外側だけスポーツパッドですが、それでも後ろが効けばかなり止まります。ビートは軽いので比較的適応温度の低いパッドでも、よほどブレーキングが下手でない限りサーキット15分全開アタック程度なら全く問題なしです。
シート 備考 一言コメント
画像 10.BRIDE ジータ フルバケットタイプ

11.サベルト2シータ用

モーターショー運営本部でお世話になった先輩から譲ってもらいました。ずーっとバケットが欲しかったのですが、10万もするものではなかなか手が出なくて困っていると話したら「うちにいろいろあるよ」ということでありがたくいただきました。いまでは最古参のパーツになりましたがまだまだ現役です。このシートおかげで腰痛も治りました。
内装 一言コメント
画像 12.後付けmomoステです。握りやすい!

13.WRC(ふう)シフト(笑)

14.レギュレーションではグレーゾーンではありますが、いちお取り払いました。特にもの申すことはありませんが、取ったのは軽量化ではなくて「カビ臭くなくなるから」だったり…現在は内装をつけております。

15.守り神のピカチュウです

↑おおむね上記装備で走っているジムカーナ練習の映像です。
現在までに取り付けたことがあるもの <とりあえず試してみたが…>
手軽にリファイン <DIY>
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