自然溢れる中にあるのが三鞍の山荘。地名で言うと「森町三倉」にあります。

yahooで検索すると「三倉の山荘」でもちゃんと出てきますよ。

普通のお家のようなアットホームな門構えです。

到着するとすでにテーブルセットされていました。ノリタケの高級食器と銀食器が素敵です。

今日のメニューはこちら。２人のメニューは3150円と4200円でメインの料理がお肉か、お肉とお魚かの違いがあります。

席に座ってしばらくするとロールパンが出てきます。ほんのりと温かく、手でちぎって食べると豊かな風味が漂います。

パンだけでも充分いけますが、このバターを付けるとさらに美味しくなります。このバターは年末に乗った外国クルーズ船（ノルウェージャンエピック）の美味しいバターを思い出させる強めの塩気が特徴です。もしかすると同じものかも知れません。

お料理はまず濃厚なパテから。

森のサラダ・若葉ドレッシングは自家製薫製ソーセージとアンディブ、クレソンが見事にマッチングし、ドレッシングが絶妙な酸味を加えて素晴らしいハーモニー！夏にピッタリのサラダでした。

野菜のスープ。新鮮なオニオンがふんだんに入った温かいスープでした。

私のメインはまず「海の幸ニース風焼き」が出てきました。これ、絶品でした。

嫁のメインは豚フィレ肉衣焼きミラノ風（添え物）チーズ・ハム。少しもらったのですが、スプーンで切れるほど柔らかい豚フィレ肉とチーズの取り合わせはホントに美味しかったです。

私の２つ目のメインはビーフシチュー温野菜添え。シチューというよりはハヤシライスのソースに近い味でしたが、こちらも牛肉が噛む必要のないほど柔らかく、そして旨味の多い肉に味がしっかり染み込んでいて美味しかったです。

最後に特製プリンのデザートが出てきました。ここまでものすごく美味しかったので「デザートはオマケ程度かな？」とあまり期待していなかったのですが、抹茶プリンとオレンジのプリンにアイスが添えられた上にマンゴーソースとすごく手が込んでいて美味しいものでした。

デザートは紅茶とともにいただきました。（他にコーヒーやアルコールも選べます）

ポットサービスだったので、たくさん楽しめました。

最後の飲み物にはスライスされたピーナッツの小さなお菓子も出てきました。細かいことは抜きにしてフランス料理は見た目も味も食事を楽しむ大事な要素。写真からも美味しさが滲み出ています♪そして地産地消のオーガニック素材がそれをより引き立ててくれました。

　帰りは天竜浜名湖鉄道沿線をのんびり見ながら帰ってきました。あと数日で８月。今年も暑い夏が始まります！何度か来たことがあるのですが、この日は特に美味しく感じました。また行きたいなぁ。