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2009年11月

1日・第41回 東京モーターショー2009 〜時代はガソリンエンジンからEVへ〜

東京モーターショー 画像

この日は久しぶりに東京モーターショーに行ってきました。今回は近年まれに見る規模の小さなショーで国産メーカーばかりですが、東京モーターショーで世界で初披露となる出品物(ワールドプレミア)や海外既発表だが、日本では東京モーターショーが初披露となる出品物(ジャパンプレミア)が比較的多いのが今回の特徴です。

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また近年のモーターショーで取り組んでいる試乗イベントにも参加…仕様と思っていたのですが、乗るだけで数時間食ってしまうようなので各ブースを回ることにしました。

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まずはトヨタへ。写真は各色そろったiQ。街ではほとんど見ないので、こんな色が豊富だと初めて知りました。

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そして今回のモーターショーでは自動車”以外”の移動手段の提案がたくさんありました。世の中変わりつつあるみたいです。

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かと思うとFT-86 Concept(ワールドプレミア)のようなクルマ本来の運転する楽しさ、所有する歓びを提案する小型FRスポーツのコンセプトモデルがあったり、

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(レビン/トレノというサブネームはないですが、10年以上巻き戻したような軽量FRスポーツカーです)

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すでに2010年12月発売予定、世界限定500台、国内価格3,750万円のLFAのようなモデルもあったりとさすがトヨタ、見応えがあります。

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ちなみに4,800ccエンジン、560馬力のスーパースポーツだそうです。

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LFAのクリスタルカットモデルなんてのもありました。

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カメラにはかなり厳しい撮影環境でしたが、上手く撮れた方かな?

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また参戦してかれこれ8年目経つF1カーも展示。

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今年は優勝の可能性が何度もあったのに…来年に期待ですね。

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次はトヨタ系列になって初めてのモーターショーを迎えたスバルブースへ。

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ワールドプレミアとなった「スバル ハイブリッド ツアラー コンセプト」は水平対向エンジン・シンメトリカルAWDのという長年のスバルの取り組みを核にこれまでほとんど手をつけていなかったハイブリッドシステムを組み合わせたコンセプトモデル。トヨタ系列だけにステーションワゴンタイプのプリウスみたいになるのでしょうか?

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こちらは日産のリーフ。日産はハイブリッドシステムを通り越して電気自動車に力を入れており、こちらはこのコンセプトモデル。

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日産は独自の電池を開発して来年には商品化するんだとか。でも長い眼で見ればハイブリッドより発展して行くと思うのでいい取り組みかも。

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さらに一歩先を行って一般の人も既に買えるのが三菱の電気自動車「アイ・ミーブ」。大容量の駆動用バッテリーを床下に、パワーユニットをラゲッジルーム下に搭載。これにより、日常での使用に充分な航続距離の確保と、ベース車と同一の居住スペースやラゲッジスペースがあってガソリン車とほとんど変わらない外観。

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目立って違うのが給”電”口が2つあるところ。なんでも急速充電のできるほうと家庭用電源から充電できる口なんだとか。でも160km走るのに200Vで7時間、100Vで14時間てまだ現実的じゃないかも(^^;)

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ヤマハからは“Fun、Fashion”をイメージしたデザインとカラーリングを採用した「EC-f」(ワールドプレミア)、スポーティ、スタイリッシュさをイメージしたデザインとカラーリングを採用したEC-fs(ワールドプレミア)。いずれも電動パワーユニット採用によりデザイン上の自由度が高まり、乗物の既成概念にとらわれない斬新なスタイリングを採用したエレクトリック・コミューターとのこと。でも近い将来、電池次第でホントにこうなりそうですね。

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ダイハツでは「バスケット」(ワールドプレミア)というファミリー農園等での「土いじり」を満喫できる、「全天候型スローライフモデル」というちょっと風変わりなモデルも。これ、売れるの?

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そしてトリはホンダ。
まずはレースのイメージの強いホンダらしいRC212V。2009年FIMロードレース世界選手権・MotoGPクラスに参戦している、ダニ・ペドロサ選手(Repsol Honda Team スペイン出身)のマシン展示。水冷・4ストローク・V型4気筒・800ccエンジンを搭載し、HRC(株)ホンダ・レーシング)ワークスマシンとして世界最高峰レースを戦っているバイクだそうです。

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こちらはジャパンプレミアとなったVFR1200F Dual Clutch Transmission。VFR1200F Dual Clutch Transmissionは、モーターサイクル用として世界初となるデュアル・クラッチ・トランスミッション、要するにマニュアル・トランスミッションの「ダイレクトな駆動伝達」とオートマチック・トランスミッションの「イージーな操作性」という両者の特性をバランス良く融合し、スポーツライディングの魅力をひときわ高めたモデルですがこれはすごいですね!

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これまで4輪ではありましたが、2輪ではまずでないと思っていただけにビックリ。クラッチを握る握力も1000ccを超えれば相当必要だし、これはABSの次のスタンダードになるかもですね!(ないものを作る、さすがホンダです)

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こちらは意外と今回がワールドプレミアのCB1100。高出力よりも乗り味をという大人なCBなんでしょう。

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これはカッコいいな〜

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ガスカセットで動く耕耘機のピアンタ、発電機エネポも展示。発電機の方は家にある2サイクル発電機がもう寿命なので買おうと画策してます。これ、あると絶対便利です。

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こちらもワールドプレミアのEVE-neo。ポスティング、デリバリー、ライトビジネス等を目的としたビジネスユースの電動二輪車(EV)だそうです。

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こちらは6シーターのハイブリッドカー、SKYDECK(ワールドプレミア)。

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こんなステーションワゴンタイプのハイブリッドカーって意外とありそうでないんですよね。

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こちらは2010年春に発売予定らしいCR-Z concept(ワールドプレミア)。

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ハイブリッドなのにスポーツカーっていうのがいいですね〜そしてこのカッコいいスタイル!うちの父が買うと数年前から騒いでまして(笑)…ホントに買っちゃうのかを含めて発売が待ち遠しいですね。

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水素と大気中からとりいれた酸素を反応させて電気をつくり、その電気でモーターを駆動して走る燃料電池電気自動車《FCX CRALITY》。排出ガスは一切出さず、出すのは水だけという究極のクリーンカーだそうです。

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しかももうリース販売を開始しているとのこと。インサイトみたいな外観なのに中身はさらにスゴいことになってます。

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こちらはワールドプレミアのEV-MONPAL。コンセプトは、「安心・快適なパーソナルモビリティ」で平成21年度全国発明表彰の「経済産業大臣発明賞」を受賞したとのこと。

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同じようなものは他社でもあるのですが、このEVは車体各所のLEDで存在を回りに知らせることを工夫したものだそうです。

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こちらはEV-Cub(ワールドプレミア)。初代スーパーカブをモチーフに、地球に優しい二輪車をより多くの人々に提供したい、と言う想いを込めたコンセプトモデルだそうです。カブ=エンジンのイメージしかないので、電動モーター化とホイールインモーターを採用した2輪駆動は斬新ですね。シート下にはユーティリティスペースなど本来スーパーカブの持つ「機能性」にも十分配慮しているとのことで、近い将来、こんなバイクばかりになるかもですね♪

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で、今回のショーで一番面白いと思ったのがU3-Xという電動一輪車。

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自分で自立するのはもちろんのこと…

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持ち運びできるほどの軽さ、

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で、呼ぶと近づいてきてくれたりするんです♪


二足歩行ロボットASIMOのバランス技術を採用することで派生した乗り物だそうです。市販の予定はないもののようですが、これはすごいですよね!

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こんな感じで座れます。

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シートはこんな感じにバタフライ式。

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ということで20世紀は”エンジンのホンダ”と言われていたものが21世紀は”EVのホンダ”と言われるようになるのではないか…そんな声が聞こえてきそうなほどホンダブースは活気がありました。

モーターショーは明日で終わってしまって次回は再来年ですが、また来たいと思わせてくれるいいショーでした♪


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