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2006年1月

9日・新任大型二輪指導員研修 修了審査
 よいよ技能・理論審査の5日目です。朝6時に起きて荷作りと着替えをし、昨日渡されたコース図をもとに朝食前に慣熟歩行へ行ってきました。

 技能審査コースは課題と法規、検定課題でないけど履修すべき内容があります。後者は当日初めて走るコースなので、走れないなりに下見ぐらいしておかないと心配性な私はとても緊張しそうなので日の登る前から下見に行きました。内容は(約3.5m枠内右回り)小旋回、登り下りの勾配のついた不等間隔連続進路転換、不整地路面(玉砂利・5cmくらい凹んだ轍・鉄板)と松の落ち葉で滑りやすい山道、逆バンクブラインドコーナー。場内広くて行くだけでも10分は歩いてひとまわり終わって帰ってきたらもう7時。もうひとつのコースの下見と理論の最終確認をしたいので、そそくさと朝食をとりに食堂に行った後、法規と課題のコースの下見をして部屋に戻ったら8時10分…理論の勉強時間がなくなってしまいました。しっかり下見と予習したい人は5時に起きないとダメですね(^^;)

 時間は待ってくれず、8時40分から試走開始。前日にアツい走り(笑)でバイクを壊してしまったので、今日初めて乗る車両で出走です。まずは法規&課題コースから。早坂教官、鈴木教官、能藤教官のアツい眼差しを浴びつつも結果はもちろん合格でしたが、連続進路転換D.E秒&平均台C0秒など「アツい魅せる走り」はほどほどにとのご指摘がありました…間違ってはいないと思うけどまあ一理あります(^^;)

 そしてもうひとつのコース。4回の右回り小旋回は最後のほうで欲張ってフルロックしたら、小さくまわり過ぎてすこし冷や汗かきましたがなんとか通過し、初めてやった不等間隔連続進路転換も意外とスラスラッと通りあとの課題も合格とあいなりました。全体を見回すと数人D判定(中止項目該当)で残念な結果になりましたが、9割以上の人が合格しました。これから受講する方は課題と特に小旋回の練習を、(柏秀樹先生の「ビッグマシンを自在に操る2」を参考に)充分すぎるぐらいやって研修にいらっしゃることをお薦めします。これは練習しておかないとできませんよ〜(^o^)


 技能が終わるとすぐにお昼になったので、ロビーに行くとヤマト運輸の方が荷物の受付をしてくれました。そしてすぐにランチセットを食べ、13時からの理論審査に備えます。前日に和田教官が頻出箇所を指摘してくれたので、その部分を中心に(といっても広範囲にわたりますが)最後の確認をしました。

 そして13時に。理論審査なので理論担当の和田教官と浅野教官とばかり思っていたのですが、主任教官ということで技能担当教官が試験官です。試験は20問20分穴埋め式で95点以上合格、10分過ぎてから途中退席可という内容。筆記テストなんて思い出しただけでも数年前…こればっかりは何年経っても、自信があっても緊張します。よいよ開始です(^^;)

 内容は頻出箇所を押さえておけば8割は大丈夫な内容。前日までの日記の問題に「停止状態での最大担当人数が指導員1につき6人」が欠けるぐらいで、傾向と対策はバッチリでした。テストにありがちなイヤらしい問題や「てにおは」的部分がなく合格できました。ここでも残念ながら再審査になってしまった人が1割ぐらいいましたが…。これから受けるひとはしっかり勉強してから来たほうが無難ですよ(^^;)

 ということで怪我もなくしっかり修了証をもらうことができました。修了式後はお世話になった教官とガッチリ握手して帰ってきてきました。ホント楽しくも緊張感のある5日間でした。大型二輪を担当するのはもうすこし先になりますが、いま知り合いが6人も教習を受けてくれているので早く担当したい気持ちでいっぱいです。楽しみだなぁ(^o^)


大型二輪指導員研修
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