beatune特別映像   トップページ インフォメーション 日記 フレンズ 日記 メール リンク集  
2005年4月

25日・愛地球博
 オープン前から行きたかった愛知万博に行ってきました。始発6時5分の新幹線に乗って8時頃、会場近くまでやってきました。愛知県なら隣の県だから1時間ちょっとで着くだろう…と考えていたら、万博会場までは2時間半かかりましたが、新幹線を降りてからの誘導サインがわかりやすく、迷うことなく名古屋環状鉄道を経由して万博八草駅でLinimo乗り継ぎます。やっと万博らしくなってきました(^o^) 愛知急迫
愛知急迫  プレオープンの時に2時間待ちの列ができたLinimoですが、この日は朝早かったせいもあり待ち時間なしで難なく先頭車両の一番前をゲッツ♪氷の上を進むような、それでいて力強い加速と減速はいままで味わったことのない不思議な感じ。とにかく縦揺れがなく、音が静かなのが印象的なまさしく未来の乗り物でした。車窓も海上の森(カイショモノリ)のなかに忽然と現れた未来都市のような雰囲気。それにしても山の果てまで会場なんだよなぁ…疲れそう(^^;)と思ってしまいました。
愛知急迫 愛知急迫
愛知急迫 愛知急迫
 万博会場駅で降りて北ゲートに向かいます。あらかじめ入場券の真券をゲットしておいたので、交換用ブースに並ぶことなく直接ゲートに並びます。まだ朝の8時半だったせいかすごく空いていて、ゲートの何列目かで開場を待ちます。平日が9時30分開門だということを並んでから知ったので、座ってゆっくりしていました(^^;)

 普段は長く感じる1時間も、まだ読んでいなかったガイドブックを読みながらあっという間に過ぎてよいよ開門です。手荷物の細かいチェックはかなりウンザリしましたが、こんな世の中だから仕方ないのかな?

 まずは私の一番見たかったマンモスを見に行きます。これもプレオープンでは2時間以上待ってみるのが当たり前だったそうなので覚悟していましたが、1週間前から他の展示を経由せずに直接見られるようになったようで会場内の「マンモスラボのみ」のサイン通りに進んでいきます。すると待ち時間は皆無!立ち止まることなくマンモスにたどり着きました。 愛知急迫
愛知急迫
 しかし思っていたよりは迫力がない…全身かと思ったら頭と脳味噌だけの展示で物足りない感じで珍しいものだけど話題先行し過ぎかなぁ。歩く歩道でどんどん先に行っちゃうし(;o;)これで2時間待って見た人はかなり割に合わない感じです(;_;)

 次に名古屋市パビリオン「大地の塔」に向かいました。左下の写真の細長い台形の建物です。ここも普段は1時間待ち以上あたりまえの人気パビリオン。藤井フミヤプロデュース、47mもある世界最大の万華鏡です。

愛知急迫
愛知急迫
愛知急迫
 こちらも朝イチのためか待ち時間はゼロ(^^)ゆったりと10分ほど上を眺めておりました。外観と比べると館内は狭い感じもしますが、1度の入場人数を20人と制限しているので充分見終えてからの退場でいいのが◎数あるパビリオンの中でも「自然の叡智」というテーマに則しつつ既存概念を超えた一番良かった展示物かなと思います。
 外に出ると長久手日本館の前で出し物の準備をしてました。からくり人形かな? 愛知急迫
愛知急迫
愛知急迫
愛知急迫
 1日かけないと見れないと思っていた「これだけは見たい!」という2つが入場から30分足らずで見終えることができたため、途中立ち寄ったバーで早速アルコール注入♪このあと何杯も飲んでしまいました(笑)すっかり出来上がってしまって歩くのが辛くなったので、会場内を移動する自転車タクシーを呼んで目的地近くまで向かいます。スピードは歩くより少し速いくらいなのでのんびり運転手さんと話しながらグローバルループを行きます。午前中ということもあるのか空いてる〜♪
愛知急迫
愛知急迫
愛知急迫  いくつかの企業パビリオンも待ち時間10〜20分ぐらいで見たのですが、どれも展示の内容があまりにもショボいわりに企業の宣伝的要素が多く、見る価値がないものばかりだったので早々に切り上げて御飯にしました。連れの希望で名古屋ご当地名物を食べようということで、それを売りにしているお店に行きました。そこで注文したミソカツ丼…1000円もするのでさぞかしうまいと思ったら、なんとロースハムのフライ!しかも超激マズ!失敗しました。最悪です(*^*)ということで連れの海老天うどんを分けてもらいました。
愛知急迫 愛知急迫
愛知急迫  少し混んできたのでメインの長久手会場からモリゾーゴンドラに乗って瀬戸会場に移動します。途中、周辺住民へのプライバシーへの配慮ということでその近くを通る2分間、曇りガラスになります。8人も同乗しているのにその瞬間、急に無音空間になるのと周りが見えない恐怖感、強風に揺られてかなり怖かったですよ。スキー場で雲の中を行く感じに似てます。
愛知急迫
 10分ほど乗って瀬戸会場に着きました。瀬戸会場は当初予定していた海上の森全体を使うものから、環境博ということの配慮でその大きさが極端に制限されたせいもあって敷地、見るものに乏しいようでえらく空いてます。瀬戸日本館に行きましたが、展示というより演劇だった(^^;)
愛知急迫 愛知急迫
愛知急迫  
 瀬戸会場にはあまり見るものがなかったのでふたたび長久手会場に戻って各国パビリオンを見て回ります。中東から始まってアジア、中南米、北アメリカのそれぞれのパビリオンは驚くほど空いているのに展示物の内容は充実。途中、ドルネケやトルコアイスを食べつつ見て歩いたのですが、万博らしい各国ブースがやはり見応えがありました。内容を比較すればなぜ科学館に毛が生えた程度の企業パビリオンに集中するのか疑問に思いますよ(*^*)  
愛知急迫 愛知急迫
愛知急迫  国別パビリオンでも見たかったのがイタリア館の「踊るサティロス」。途中、ドゥカティの999RやVespaが展示されているのを皮切りに国宝級の展示物がある割に待ち時間がほとんどなく、これから行かれる方はお勧めです。もちろん本国に行けばもっとすごいスケールの芸術品がたくさんあるのですが、日本で見られることに意義があります。
愛知急迫
 パビリオンの外観はスペインの六角格子状のものが意匠的に素晴らしかったです。スイスの外観は(ウケ狙い?)「山」の巨大文字が堂々と鎮座。異彩を放っておりました。またテーマに最も即した展示はイギリス。でも真面目に取り組み過ぎて玄人しか分からない展示コンセプかも。
愛知急迫 愛知急迫
愛知急迫 愛知急迫
愛知急迫  ざっと見て回っただけて4時になってしまいましたが、7時までには帰りたかったので、最後にITS(無人誘導運転装置)に乗って万博会場駅に向かいました。ドアの開け閉めは車掌がやっている部分が妙にアナログですが、運転席にはモリゾーが鎮座してなんだかほのぼのとしてしまいました。
 期待して行った万博ですが、内容がないよ〜って親父ギャグが出そうなほどつまらなかったです。「自然の叡智」や「地球博」というテーマもいまいちはっきり見えてしないし。しかも入場料4600円とか場内の飲食物の値段が高すぎる!全体的に話題先行し過ぎなので、これから行かれる方は「万国博覧会」という本来の名称や目的を見失わないでほしいなぁと思います。「バンパクに行った」というネームバリューは期間限定イベントとして得たいところですが、「遊ぶ・楽しむ」なら富士急の方がずっと面白いし、夢を見るならディズニーに行くのが正解でしょう(^o^)

copylight