午前の練習、雨が降ってます。雨の浅間台と言えばイヤーな予感が・・・。そう、ここのコース、いったん濡れると路面のミューが雪道レベルに低下すると言われる千葉特有(?)のクセのあるところです。今日はそれを初体験・・・って、とまんねーまがんねーの前にすすまねー！60psしかないクルマがハーフスロットルでホイルスピン、なんじゃこりゃー！！横に乗せた妹も言葉を失うほどのグリップのなさ。「もう乗りたくない」っておい、40km/hも出してないぞ、と思いつつ自分も冷や汗かきまくってました。ドライのドライビングは全く通用しません。当たり前ですがタイムなんて出ません、というかタイムどころじゃないよこれは。と思ってましたが、他車と較べるとさすが最軽量・最小排気量だけあってタイム出てました。日曜も雨降れば勝ちはいただきだな、ふふふ(^^;)

　午後はうってかわってドライの路面に。今度は凄いグリップ、走ったあとのタイヤが熱いです。ここで今日の目的「勝てる脚を創る」セッティング、先日買ったままで減衰も車高も初期値だったのでこのまま勝負を挑むのは無謀ですから。最初は納得行くレベルまで自分で調整、仕上げは萩原選手に乗ってもらいながら問題点を抽出、煮詰めていきます。計８本走って仕上がりました、最狂セッティング。車高はタイヤハウスとのクリアランス前指２本、後１本、減衰は前もっともハードから５ノッチソフトへ振ったもの、後ろは２ノッチソフト側に振ると自分の好きな「どこまで行ってもニュートラルステア」になりました。ちなみにバネレートは前５、後８kg/mmなので普通の千波脚には適用できないですが・・・。ただタイヤがタレてくると微妙なオーバーステアになるのが要注意な点かな。でもジムカーナ本番ではタレが発生するはずもないので、ジムカーナならこのセッティングがほぼ完璧でしょう。おっしゃ！　

　　で、今日はセッティング完成したところで規定走行回数を終了。うーんとても有意義だ。今日練習したことでウエット対策もできたし、なにより車高調をほぼ完璧にセッティングできた。好タイム連発した。いいことずくめ。

　稲木さんにお礼（妹をデモカーに乗せてくれた）を言って一足先に帰る。彼女にとってデモカーはカルチャーショックだったようで、スタートしてすぐに「降りたい」と思ったとか。でも猛烈なＧで声を出すことができないまま終了。そりゃーいきなりTTスペシャル仕様のランエボ7＆Sタイヤ×稲木選手だもの、並の速さのクルマではないです。

　妹を家まで送っていき、千葉を後にする。

　今日は幸運にも道中一度も渋滞にはまらなかった！しかも朝夕のラッシュ時。成田〜八王子往復、いつもなら箱崎とか浜崎橋で必ず引っ掛かるんだけど、今日はスイスイ、怖いぐらい(^^;)

今日はホントにいい日でした。TTのスタッフのみなさん、ありがとうございました(^o^)